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vol.98 シナの5人きょうだい   2018-01-26
こんにちは!管理人Mitoです。
連日の寒さで、公園に行かないでおうちにこもっている親子も
多いことでしょう。
おうちにいるとウツウツしてしまいますよね。
あったかいお家で親子で絵本を読んで、そんな気分をあたためましょう!

今月の絵本は「シナの5人きょうだい」どんな兄弟が出てくるのでしょう。


シナの5人きょうだい.png

「シナの5人きょうだい」

クール・H・ビショップ
クルト・ヴィーゼ え
かわもと さぶろう


■あらすじ■

シナ(中国)にそれぞれに得意技を持ったそっくりな5人のきょうだいがおりました。
ある日、一番上のお兄さんが、うみのみずをのみほす特技を使って魚とりを
しにいくのですが、ある男の子を一緒に連れて行ったことで、
男の子を死なせてしまいました。
死刑を言い渡されたお兄さんは、きょうだい力を合わせてなんとか
死刑を免れようとします。

■感 想■

先日日曜日のラジオ番組で松雄貴史さんが、おもしろいと言っていたのと
シナという広大でエキゾチックな響き、そして5にんきょうだい、とくれば
何かダイナミックな話に違いないと図書館で借りてみました。

絵がいいんですよ、私のドストライク。
そして話は、中国のあのおっきな大陸を感じることができる
スケールの大きい絵本です。

香港の映画で「少林サッカー」を思い起こしました。
それも5人(だったかな)きょうだいが、それぞれに少林寺拳法の超絶特技を持ち、
5人中4人はサッカーど素人なのですが、サッカーを特訓し、
きょうだい愛のと超絶特技でもって、
極悪非道をくりかえすチームを最後には負かす、という内容です。

家族を守るためなら、自分の能力を存分に使って人をだますことも愛、
これが中国人の気質なんだろう、と想像します。

男の子は絶対気に入ると思いますよ。

■余 談■

シナという言葉は、日本が中国を侵略した時、当時の日本政府が使用し、
蔑視的であるという、認識があるようです。

絵本の最後に、シナという表現を、美しい「中国の呼称」としてあえて使用した
書いてありました。

シナ、私も好きです、きれいな響きですよね。

服装、風俗についても、過去の偏見に基づいたステレオ・タイプで、人種差別を
助長するとの指摘があったそうです。

重箱の隅をつつくように、なんでも正論でもって、指摘していくと
大事なものがどんどん、引っ剥がされるような気がしますね。




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vol.97 ひゃくおくまんのサンタクロース   2017-12-12
こんにちは、スタッフkumiです。
12月!師走とあって人間もサンタクロースも大忙しですね^^
今年も今月の絵本をご覧頂きありがとうございました。
来年も皆様にとって良い年でありますように。

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著: もたいひろこ イラスト:マリカ・マイヤラ

■あらすじ■
むかしむかし、サンタクロースは、子どもたちにプレゼントをくばるために、ひとりでがんばっていました。時がたち、人間のかずがふえ、子どものかずもふえました。ひとりではくばりきれなくなったサンタクロースは、神さまにおねがいをします。

■感想■
こどもの時聞きたくても聞いちゃいけない気がしていた「サンタさんって本当にいるの?」
「えんとつからどうやってはいってくるの?」そして、自分の子どもにも同じ事を聞かれ、
色々な答えを探してきましたが、なんだか一番納得した答えを見つけられた気がします^^
子どもから大人になっていく過程で誰もが持つ疑問にすてきな回答を見つけられる絵本です!

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vol.96アンディ・ウォーホルのヘビのおはなし   2017-11-11
こんにちは、管理人Mitoです。
11月は文化の日もありましたから、一流のポップアートにふれられる、
大人のおしゃれな絵本をご紹介いたします。

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アンディ・ウォーホール 絵と文
野中邦子 訳

■あらすじ■

セレブな華やかな世界を夢見る、創造性のあふれた一匹のヘビが、世界中の美女や、
世界中のお金持ちを相手に、靴になったり、ベルトになったり、宝飾品になったり、
時には、舞台のカーテンになったりして、名声と夢をかなえていくお話です。


■感 想■

もともと絵本として作られたものでなく、ニューヨークの皮革製品の会社Fleming-Joffeがアンディ・ウォーホールへ宣伝として依頼した映像の仕事のひとつで、最近になって
絵本に作り替えられたものです。

そのため、名声だとか、セレブだとか、内容が即物的で、商業的で
話としては内容はありません。

でも、アンディ・ウォーホールですから、絵に夢があり、ワクワクしてきます、
ファッション雑誌を見ている気分になりました。

■余談■

訳本ではありますが、アンディ・ウォーホール直筆の英文もあります。
ひとつ英語のお勉強になったのは、slither(はう)という単語です。
ハリーポッターのホグワーツ魔法学校の寮の名前にスリザリンという名前があります。
そう、あの人がいた寮です。
象徴の動物はヘビ→そして名前がSlytherin
ひゃ~、ひとつ賢くなりました!

■余談2■

Fleming-Joffeという会社は、今はEdelmanというとても大きな革製品の会社になっているようです。
たぶんアンディウォーホールさんと仕事をしていたころ、1962年の
Fleming-Joffeの素敵な靴の写真載せておきます

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vol.95 もったいないばあさん   2017-09-11
9月に入りました!朝晩めっきり過ごしやすくなってきましたね^^
今年の敬老の日は9月18日。
おじいちゃん、おばあちゃんとゆっくり過ごしたいですね。

9月の絵本.jpg
作・絵: 真珠 まりこ

■あらすじ■
きょうもあのばあさんがやってきた―!
もったいないことをしてると、
もったいないあばあさんがやってくるよ。
でも、「もったいない」って、どういう意味?

■感想■
なんでも、簡単に安く手に入るこの頃。
ついついなんでも、ポイポイ捨てちゃったり、まだ使えるのに新しいものを買ってしまったり。
でも、水や電気等限られた資源はみんなで大切に使いたいし、
食べ物も余すところなく使えたら身体にも地球にも優しいですよね。
ものの大切さを、ただただ道徳的に伝えるのではなく、もったいないばあさんが面白く伝えてくれる楽しい絵本です。
わたしのおばあちゃんは、編み物が好きで、よくセーターを解いてはマフラーや帽子等新しい形にして作ってくれていたことを思い出しました^^


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vol.94 わたしが外人だったころ   2017-08-11
こんにちは、管理人Mitoです。
今月はまだまだ楽しい夏休み真っ最中だけど、
やっぱり第2次世界戦争の日本の終戦日があることを思い出そうと思います。
と、いうことで、今回は、第2次世界大戦のころ若者だった人が書いた
絵本をご紹介します。

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「わたしが外人だったころ」
鶴見俊輔 文
佐々木マキ 絵


■あらすじ■

戦後の大哲学者鶴見俊輔さんが、戦争前にアメリカに留学し、そして、
戦時中にFBIに逮捕されながらもアメリカの大学卒業、そして、日本に帰国、徴兵され、病気にかかりながらの終戦までを、平素な文章で、戦争のできごとと、自分のできごとと、そして感じたことを、をわかりやすく伝えてくれる絵本です。

■感 想■

この本は、戦争というものを伝えるだけでなく、世界の中での日本人とは、ってとこまで
考えさせてくれます。

鶴見さんは、アメリカ時代、もちろん外人でした、そして日本に戻ってきて、
頭の中では英語で考えていましたので、日本でも外人でした。
戦後は、日本で日本人になりましたが、世界中の中での日本人と考えると、やっぱり
外人でした。

外国に行くと、とたんに自分が外人になります、そして自分の国が、そして自分が日本人であることが、とっても客観的に見えてきます。
だから、息子にもぜひとも一度はこの島国を出て外国に行って外人になってもらいたいです。










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