vol.4アッチコッカ「片岡敦子さん」   
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星が丘の駅の近くに、女性のための会員制サロン「アッチコッカ」さん
が2016年7月グランドオープンします。


代表の片岡敦子さんは、3歳の息子さんを育てながらの起業です。
サロンは、素敵な建物の中にあります。
1階は、ご主人が開業している歯科、2回がアッチコッカのサロンになっています。
さて、「アッチコッカ」さんって、一体何をするところでしょう。
片岡さんにゆっくりお話を伺っていきましょう。


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片岡さんの経歴を教えてください。


岡山生まれ育ち、大学にて小学校教諭の免許をとり、卒業後社会福祉法人重症心身障害施設で、3年間子供たちの生活指導をしていました。

そこを退職した後、新たな挑戦のため、ハローワークの職業訓練で、PC、事務処理、経理の勉強をし、電子機器の会社で2年間勤めました。

また、さらにハローワークの職業訓練で、簿記の勉強をして2級の資格をとりました。

その後、派遣にて介護保険請求事務を経て、楽天の結婚相談所のオーネットに勤めました。

楽天で勤めているときに、今の主人と出会い(小学校からの同級生です)、主人が名古屋で歯科医をはじめていたこともあり、上司の勧めで、オーネットの名古屋支社に転勤しました。

名古屋で1年勤務後、結婚して2012年7月退社しました。

出産までは、主人の歯科医を手伝い、出産後1年半は専業主婦をしていました。

名古屋の転勤、結婚が転機になったわけですね。

そうですね、それから息子が2歳になった時点で、2015年3月に女性を支援する場所として「空間ぷらす」という会社を立ち上げました。

・・・???いきなり会社設立ですか。

もともと、「いつかは女性のために何かしたい」と思いながらずっと生活していました。
そのために貯金をしていましたし。

起業をしようとは考えていなかったのですが、オーネットにつとめていた時の上司の言葉が後押しになったのかな、と思います。


その言葉とは?

「スタッフとして働くのでなく、(意識として)経営者として働きなさい」という言葉でした。

具体的に何をするつもりで会社を設立したのですか?

会社設立当時は、具体的に何かをやるというより、まず会社を作って自分の決意表明を
したかったんです。

まだこの時点ではアッチコッカはできていませんし、女性のための場所というだけで、形はぼんやりとしていました。

まずは、さらに自分のスキルを上げるためにインテリアコーディネーターの専門学校に通いました。

設立当時はどんなことをしていたのですか

まだ会社としての場所もなく、手探り状態でしたが、岡山の知り合いとともに、遠方でもできる在宅ワークを家で請け負う形で仕事をしていました。
たとえば、ホームページの管理、セミナーの会場手配、その他在宅でできる事務処理の仕事です。
いつかは、女性の在宅ワークを支援するようなことができないか、と考えていたからです。

その後、なかなか事業としてうまくいかないで悩んでいたところ、スーパーボギーさんのホームページに出会いました。(2015年5月)

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アッチコッカさんの、建物の外装内装は、スーパーボギーさんが担当されているんですよね。

そうです。スーパーボギーの社長吉田さんにはずいぶん助けていただきました。
まずは、A4紙にしたためた私の女性のための場所を作りたい熱い思いを吉田さんにぶつけ続けました。吉田さんは根気強く私の話を聞いてくれました。


ご主人のご理解もあったのですか。

最初は、夫に私のやりたいことを全く理解してもらえませんでした。
夫には歯科医としての安定した収入があり、妻が事業をはじめる理由がわからない、できることならやめてほしい、というスタンスでした。

でも、何度も夫婦で吉田さんとの面談を重ねるうちに、理解度0%が、20%になり、
3か月後には、そんなにやりたいならば、自分も歯科医院として協力しよう、という話になりました。

そして私の会社と歯科医院とともに場所を持とう、という話になりました。

それでも理解度は60%ぐらいだと思います。

素敵なお話ですね、その後、今の場所を見つけられたのですね。

そうです、ちょうどスーパーボギーさんでの話がまとまりそうなころ、星が丘にテナントが見つかりました。それが2015年8月です。

そこからは、事業のブランディング、歯科院を含めた内装外装の決め事など、目まぐるしい毎日でした。

完成したのはいつですか。

2016年3月です。
内覧会を開催し、3月16日の息子の3歳の誕生日に歯科医院をオープンしました。

おめでとうございます。ここからは、アッチコッカさんの事業についてお聞きしていきます。アッチコッカという名前面白いですね。どういうところから発想されたのですか。

子供が手をひっぱって、パパママに「あっちいこうよ!」「こっちいこうよ!」というイメージからです。

アッチコッカさんは、何をするところでしょう。

これから何かをしたいと考えている女性を支援していく場所です。
全ての方にきめこまやかな対応をするために会員制にしています。
いろいろな活動のためのレンタルスペースも準備しています。

会員制とは、具体的にはどんなことでしょう。

ダイヤモンド会員、プラチナ会員、ゴールド会員、スクール会員とに分けてサービスを変えています。

ダイヤモンド会員、プラチナ会員、ゴールド会員は有料になります。スクール会員は無料です。

ダイヤモンド会員の方は、すでに何らかの形で仕事を始めている方が対象です。
ほとんど支援は必要ないけれど、アッチコッカを利用して、人脈を広げたり、ご自分の何かをする場にしてください、というスタンスです。

プラチナ会員さんは、スキルはあるのだけれど、まだ生かし切れていない方が対象です。
毎月面談をし、これからどうすればよいかを、具体的にアドヴァイス、指南するなど、それぞれの何かをしたい思いを具現化するため、きめ細やかな積極的な対応をこちらから
アプローチしていきます。

花屋さんを目標とするなら、実際に事業を行い成功している方のアドヴァイスを頂けるようお繋ぎする。どのような花屋さんにするのか・どんな方を対象とするのかを明確にし、そのために必要なスキルをお持ちの方をご紹介します。

ゴールド会員の方は、まだ何もないが、これから何かを始めたい、と思っている方が対象です。まずは、アッチコッカをお試しいただくという形になります。

私どもとしては、ゴールド会員→プラチナ会員→ダイヤモンド会員になれるよう、それぞれの方が次のステージへ上がっていくだめのお手伝いをしたいと考えています。

スクール会員の方は、登録することで、イベント情報をお知らせします。アッチコッカ主催のイベントの予約がスムーズになります。

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それぞれの方の個性があるなかで、全ての人に対応していくのは難しいことではないですか?

それは、私が楽天の結婚相談所オーネットで築いた、それぞれの人の特性をを見極めて最適な人を紹介していくという手法と何ら変わりがないと思っています。

私のほかに3人のスタッフがおり、私の熱意を日々伝えております。

片岡さんの家族について伺っていこうかと思います。お忙しい中、ママ業、主婦業を両立するのは 難しいことかと思いますが、どうされているのでしょうか。

夫と、3歳の息子が一人います。

家事に関しては、大変な時は、手抜きをします。
具体的には、忙しいときは主人の夕飯を作りませんよ、と宣言してます。

家族の時間はどう確保されているのでしょうか。

主人も週7日で働いて、私も週6日働いています。
生活のリズムも違うので、家族3人が一緒の時間を過ごすのは1週間のうち半日ぐらいです。



大変な毎日を過ごされているのですね。では、片岡さんのワーキングマザーの1日を教えてください。

5:30 起床
     お弁当作り
     夕食の準備
     片づけ、洗濯、掃除

     息子のごはん
     身支度

8:00 出発 息子を幼稚園まで送る

8:40 出勤
     簡単な朝食
16:30 息子のお迎え→店舗の託児室へ
16:30 息子のお迎え→店舗の託児室へ
18:00 退社 
      帰宅
      息子とお風呂
19:00 息子就寝
~23:00おうちで再びお仕事
      就寝  

ご主人のご協力はありますか?

妻の仕事の大変さを理解してくれているところは感謝しています。

以前は魚が大好きだったのですが、事業をはじめるようになって、お肉が大好きになりました。
主人にある日「私はお肉を食べると運気が上がるらしい」と言ったところ
毎日お肉を買ってきてくれるようになりました。

あと、私が忙しいときは、息子のお迎えをしてくれます。


最後にこれからのアッチコッカの展望を教えてください。

女性のため、社会のために必ず必要な施設だと思いますので、ゆくゆくは全国的に増やして フランチャイズ化していきたいと思います。
そのためには、私以外でも成り立つような仕組み作りを。。と思っています。
女性の「あったらいいな」を、怖がることなく一つ一つ実現していきたいと思います。

今はこのような事業が世の中にはないので、私がやっていることをいちいち説明しなければならない状況です。
これから、アッチコッカの事業が、「アッチコッカ」という名前だけで、理解してもらえるぐらいにしていきたいです。

世の中のたくさんの女性が楽しみにしていると思います。
今日は長い間お話しをしていただきありがとうございました。


インタビューを終えて

片岡さんのインタヴューを終えて、印象に残った言葉は「思い」です。
片岡さんはまずご自身が、女性を支援したい場所を作りたい熱い「思い」を
「アッチコッカ」という形にしました。
そして、これからは「アッチコッカ」を、何かをしたい女性の「思い」を具体化、実現化するために、寄り添った支援をする場所にしていきたい、その片岡さんの「思い」は
どこまでも崇高です。
片岡さんのその慈愛にあふれた「思い」の器はどこまで大きくて深いのでしょう、
自己実現だけを考えている器の小さな私にはわからないところです。
これからから「思い」あふれるたくさんの女性が、「アッチコッカ」さんの
扉を開けていくことは間違いないでしょう。




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